朱文金
■ 歴史と名前の由来:
 初代秋山吉五郎氏が作出し、松原新之助氏が命名した金魚で、
フナ尾の「和金(ワキン)」、「ヒブナ」、「三色出目金」を混在して、
自由交配させたときに出来た、固定化されている品種です。
鮮やかな浅葱色(あさぎいろ)をベースに、朱の模様が美しい金魚という意味で、
朱文金(シュブンキン)という名が付いたと思われます。 さらに、朱文金(シュブンキン)は海を渡りイギリスに輸出され、
ブリストル地方で改良され作出された金魚に、
「ブリストル朱文金(ブリストルシュブンキン)」がいます。
■特徴:
 体型は、「和金(ワキン)」と似ていますが、
尾鰭(おびれ)は「和金(ワキン)」より長いフナ尾をしています。
また、体色は「三色出目金」の赤、白、浅葱色(あさぎいろ)の雑食性のモザイク透明鱗と、
フナの普通鱗が混在し、色彩豊かな金魚です。
フナとの交配種ですので、とても丈夫で大きくなり、飼育もとてもやさしい品種です。
■ 飼育難易度:
 やさしい
■ 入手難易度:
 ふつう